売れない理由はシンプルです。
結論:世界観がない
いきなりキビしい一言ですみません‥。
しかし、メルカリでドライフラワーが「売れる人」と、「売れない人」の違いを調べると、答えがすぐにわかりました。
本記事では、ドライフラワーが売れない理由とその解決策を、メルカリ歴8年の経験からお伝えします。
本記事の内容
- メルカリでドライフラワーが売れない理由
- メルカリでドライフラワーが売れる人の特徴
- 解決策:ドライフラワー販売で世界観をつくる手順
この記事を書いた人
メルカリ歴8年。4〜5年前からYouTubeでメルカリ講座を配信開始。現在、チャンネル登録者数9万人突破。「売れない」から「売れる」へ、をテーマに発信しています。
本記事では、ドライフラワーが
- 売れない理由
- 売れる人の特徴
- 解決策
上記の順で解説します。
順序よくみていただければ、売れない理由がわかり、解決につながると思います。
ぜひ、今後のメルカリ販売の参考にしてみてください。
メルカリでドライフラワーが売れない理由
メルカリでドライフラワーが売れない理由は、下記の3つです。
- 写真に魅力を感じない
- 需要がないものを販売
- 統一感がなくオシャレ性に欠ける
順に、理由を解説します。
写真に魅力を感じない
ドラフラワーに限らずですが、メルカリでは画像が1番というほど大事です。
なぜ、画像が大事なのか?
商品写真に魅力を感じなければ、そもそもタップして商品を見てもらえないから。
商品が見てもらえないと、売れません。
つまり、メルカリでドライフラワーを販売するのであれば、魅力的な写真が必要だとわかります。
需要がないものを販売
ここは、かなり重要。
ドライフラワーに限らずですが、
「商品に需要があるか?」これは、販売すべてにおいて言えることです。
需要ってなに?
ドライフラワーで例えると‥
- どのようなデザインが人気なのか?
- どのような組み合わせが売れているか?
つまり、メルカリではどんな「ドライフラワー」が売れるのか?という「需要」のリサーチを欠かしてはいけません。
少し厳しいことをいうと‥
相手が求めることを無視して、自分の売りたいものを売っていないか?ということ。
作品の「丸パクリ」はいけませんが
メルカリの需要を調査することは、販売者として、欠かしてはいけないことです。
統一感がなくオシャレ性に欠ける
冒頭でお伝えしたとおり、ドライフラワーやハンドメイド作品を売るなら「世界観」が大切。
その1つに「統一感を出す」という方法があります。
統一感を出すことで
「この商品ページおしゃれだな」と思われやすくなりますよ。
統一感とは?
- 全ての商品が「同じ角度」で撮影されている
- 「同じ場所」で撮影されている
- 同じジャンルを出品している
一定のものを「同じ」にすると、統一感が生まれやすいです。
とはいえ、売れない理由だけ伝えられても「イメージ」が湧かないですよね?
下記にて、売れる人の特徴と、リアルな写真を見ていきましょう。
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メルカリでドライフラワーが売れる人の特徴
メルカリでドライフラワーが売れる人の特徴は、下記のとおりです。
- 背景にこだわっている
- 統一感がある
- 商品ページ全体がキレイ
順に解説します。
背景にこだわっている
実際、メルカリで売れている人は「背景」にこだわっています。
上記は、メルカリで「3000円以上」で売り切れているドライフラワーです。
どれも、同じ背景はなく、商品が映えることを意識されています。
ドライフラワーを購入する人は
「どんな目的で購入するのかな?」と、想像することが大切ですよ。
- 部屋に飾るのか?
- 友達へのプレゼント?
- お客さんが来たときに見せたい?
ポイントは「購入後の未来」を見せているかどうか。
統一感がある
メルカリでドライフラワーが売れている人は「統一感」があります。
写真の方々は、みなさん評価1000件越えです。
どれも、背景の色味や、作品、配置に「統一感」がありますね。
商品ページ全体がキレイ
背景の色味や、配置を統一することで、商品ページ全体がキレイになります。
画像の方々は、尊敬レベルで素晴らしい作品です。思わず欲しくなった方もいるはず。※引用をタップすると商品ページに飛べますよ。
お客さんが商品ページに訪れたことを、想像してみてください。
統一感があり、全体的にキレイなページを見ると「感動」されるはず。
「神は細部に宿る」と言いますよね。
まさに、細かいことにこだわることで
お客さんに感動を与えて「これ欲しい!」を生み出すことに繋がります。
それでは最後に、世界観ある商品ページを作る手順を解説します。
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解決策:ドライフラワー販売で世界観をつくる手順
メルカリのドライフラワー販売で大切なことは「目的を明確にして、世界観を統一する」
その手順は、下記のとおり。
- 作品を売るのか・素材を売るのか
- 家の一部に撮影場所を用意
- 統一感を出して独自の世界観を作る
順に解説します。
作品を売るのか・素材を売るのか
メルカリでドライフラワーを売る人にも、大きく分けて2種類の人がいます。
- 作品を売る人
- 素材を売る人
作品を売る人は
- プレゼント用
- 部屋に飾る用
など、購入したら即活用できるタイプです。
素材を売る人は
- ドライフラワー販売者向け
- ハンドメイド作家向け
つまり、販売者向け。
まずは、あなたが
- 「作品を売る人」なのか?
- 「素材を売る人」なのか?
その辺りを、明確にしましょう。
それを決めたら、次は「コンセプト決め」
誰に、何を届けたいのか?
ここを明確にしていきます。
コンセプト例
- シンプルなインテリアを目指す人に向けて、淡いカラーの作品をお届け
- プレゼントにすると喜ばれる、華やかな花束を提供
- 部屋の角におくと雰囲気が変わる、ミニドライフラワーを販売
誰に、どのようなものを届けたいか?
これをある程度決めておくと
- 自分がやるべきこと
- 背景の選択
- 写真の撮り方
など、決めやすくなります。
そして、そのコンセプトを「プロフィール」に書きましょう。
プロフィールに書く内容は絞るほどいい
ドライフラワーが好きな人にお届け
というよりも‥
お部屋を淡いカラーで統一したい人に向けた作品です。お部屋のワンアクセントに最適ですよ。
このように「的」を絞る方が、お客さんの心に刺さります。
つまり「自分ごと」になりやすい。
- 誰に、なにを届けるかを決める
- そのコンセプトをプロフィールに記載
- 絞れば絞るほど相手の心に響く
まずは上記を実施して、あなたが販売する方向性を決めていきましょう。
コンセプトを決めてプロフに記載したら、次は背景選びです。
家の一部に撮影場所を用意
あなたのコンセプトに合った背景を選びましょう。
メルカリでドライフラワーが売れている人に多いのは
- 白系
- 木製系
- グレー系
これらが多い印象です。
コンセプトに合った背景選びが大切ですが、背景には種類があります。
背景選びの「メリット・デメリット」
自宅に、いい感じの壁があるならそれでOK!
もし撮影に適した壁がない場合は、「ウォールシート(壁紙)」で撮影場所を作りましょう。
背景選びは、コンセプトに合わせることも大切ですが、「どれぐらいの数、ドライフラワーを販売していくのか?」これも、1つの基準にしてみてください。
販売量の例
- 片手間で販売するのみ
- 収益を目的として販売
- ガッツリ稼ぐ&量を販売
順に解説します。
片手間で販売するのみ
片手間で販売するほどの量であれば、
ダイソーやセリア(100均)のウォールシートでOKかな、と。
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安い 1シート110円(約30×90cm) だいたい「4〜6シート」あれば撮影場所が作れる。(440円〜660円)※作品の大きさにもよる | 他の人と、かぶりやすい 安価なため、誰でも手に入る |
これから、しっかり販売する人の「注意点」。それは、人とかぶるということ。「あー、これ100均のやつだー」となれば、購買意欲が下がる人は少なからずいるはずなので‥。
収益を目的として販売
しっかり販売して、稼いでいきたい人向け。
販売量がそれなりに確保できるなら、「初期投資」として撮影場所を作るのはありです。(すぐに回収できるはず)
※3つのウォールシートをご紹介(中価格帯)
・レンガ
・大理石
・コンクリート
メリット | デメリット |
---|---|
ネットで手に入る 種類が多い 100均より高価なため、人とかぶりにくい 独自の世界観が作れる 量が多いため(4〜10m)失敗してもやり直せる | 100均に比べると値段が上がる カットして調整が必要 種類が多いため迷う |
気づいていない人も多いですが、最初「ケチって」あとからウォールシートを張り替えるのは、手間中の手間です。
バシッ!っと販売したい方は、最初から「よし、この背景で頑張っていこう!」という、「決断」も大事ですよ。
※独自の世界観を出したい人は専門店も参考に。
ガッツリ稼ぐ&量を販売
ガッツリ販売量があり、収益目的で販売する人向け。
ウォールシートにしては高価格帯ですが、販売量があれば「すぐに」資金回収できるはず。(特に塗り壁はドライフラワーと相性がいい)
※2つのウォールシートをご紹介(高価格帯)
・白の木目調
・塗り壁風シート(オフホワイト、抹茶グリーン、ライトグレー)
※つや消しタイプの壁紙もドライフラワーと相性抜群です。
メリット | デメリット |
---|---|
品質がいい 高単価なため、人とかぶりにくい 独自の世界観が作れる 他の出品者にはない雰囲気が出せる | 価格が高い 販売量がないと、資金回収に時間がかる |
上記のように、コンセプトと販売量で決めていくといいですね。
※ウォールシートや撮影の便利グッズは、下記でも紹介しています。
≫ 【発見】メルカリで使える便利グッズ31選【発送・梱包・撮影など】
結局、誰がなんと言おうと、自身の商品と「相性がいい」背景を選ぶのがベストです。(人は「オシャレ」に、魅力を感じる生き物なので‥)
※デザインの良さだけでなく、調湿・脱臭機能がある「エコカラット」という選択肢もあり。
背景も「初期投資」です。
今後、しっかり販売して資金回収できそうなら、最初から作り込んだ方がいいです。
※あとから貼り直しは、余計な手間とお金がかかってしまうので。
片手間で、たまに販売する人は「100均からスタート」でいいです。
しかし、人とかぶらず独自の世界観をつくるなら
最初から「ウォールシート」で撮影場所を作り、美しい商品ページを目指しましょう。お客さんの立場で考えてみてください。きっと魅力的な商品ページに惹かれるはずです。
さて、背景選びが完了したら「撮影」していきましょう。
統一感を出して独自の世界観を作る
撮影場所が作れたら
これから同じ場所で撮影ができるため、自然と統一感が生まれます。
あとは
- どのような角度で撮影するか?
- どのような明るさか?
- 小物や飾りを設置するか?
このあたりを決めて、撮影していけばOK!
さぁ、独自の世界観を作って、お客さんに作品を届けましょう。
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まとめ
- 写真を魅力的に
- メルカリの需要をチェック
- コンセプトを決め方向性を明確に
- 背景を揃えて統一感を
- 独自の世界観をつくろう
正直、どこでも買えるドライフラワーなら、近所のお店や有名店が選ばれます。
そうではなく、「ここでしか買えないもの」そんな独自性があれば、ファンがつきやすいです。
ファンは、継続して購入してくれますよ。
目先の利益にとらわれず、独自の世界観を作りながら、コツコツ販売していきましょう。
今回は以上です。
※世界観をつくりつつ、下記の関連記事をみてもらうと、より販売が加速するはず。