”人生、最後に残るのは思い出”
本書「DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)」を読んで、印象に残っている言葉が上記です。
ちょっと、想像してみてください。
あなたは90歳で”寝たきり”になった。
もう身体は動かない。
目をつむったとき、たくさん経験した人は寝たきりでも「思い出」を振り返られる。
・あの旅行は楽しかったな
・たくさん自分の気持ちを伝えられて良かった
・あのとき仕事を辞めて挑戦してよかった
など、思い出の映像がまぶたの裏に浮かぶ。
逆に、周りに流され、自分のやりたいことに挑戦できなかった人は‥
・もっと沢山旅行すれば良かった‥
・もっと気持ちを伝えればよかった‥
・自分のやりたいことを挑戦すればよかった‥
仕事ばかりで経験が少ないと、良かったことより”後悔の数”が多くなる。
上記のようなことが、書かれていました。
ゼロで死ぬ
老後を考えて貯蓄するだけの人生ではなく、老後を考えつつも楽しく人生を謳歌する。
- 後悔が残る人生にしないために
- 楽しく満足度の高い人生にするために
- 死を迎える間際に後悔に襲われないために‥
これからの人生の「参考材料の1つ」になるはず。
本記事では、印象に残った一部を紹介します。
興味が湧いた人は、本書「DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)」を手に取ってみてください。
【感想】DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)を読んで
本記事では、以下の5つを紹介します。
順に紹介します。
①:なぜ、お金を稼ぐのか?
お金を必死に稼ぐのもいいが、それは自分の人生を豊かにするため。このパートは、お金の使い方・お金の貯め方を改めて考えるキッカケになるはず。
- お金はただの数字であり道具
- 貯め込むだけは本来の価値ではない
- 人生が豊かになって初めて価値となる
②:健康なくして富に価値なし
健康(ヘルス)なくして富(ウェルス)に価値なし。
- 健康に気を使うべし
- 健康でなければお金があっても幸せになれない
- 健康な状態でお金を使える状態を目指す
③:このお金を他の経験に活かせないか?
スタバで毎朝なんとなくコーヒーを飲む。このコーヒー代を”他の経験”に使えないか?と考えてみる。
- 浪費を経験に変換させられないか?
- 経験は思い出になり、あとから活きる
- 経験なくして自己成長なし
基本、人は経験をもとに行動をグレードアップさせられる。
- 1度海外に行けば、次回から億劫さはなくなる
- 旅行先で得た経験から、次の目的地が変わる
- 経験値から会話の内容や人生の行動が変化する
④:年をとって出来ることは圧倒的に減る
90歳になってマリンスポーツをやりたい!と思っても、なかなか厳しい。「今、出来ること」は何か?それはお金を貯めることなのか?今しかできないことはないか?死を意識することで、今の行動を見直すキッカケとする。
- 年を取れば、行動する意欲も低下する
- 体力も落ちる
- 老後で何より価値が高まるのは思い出
⑤:金を稼ぐことだけに費やした年月は2度と帰ってこない
お金を稼ぐことは大切。しかし、お金を稼ぐこと・お金を貯めることに使った”時間”は2度と帰ってこない。
- 20代〜60代、仕事するだけで終えていいのか?
- 20代にしかできないこと、30代にしかできないこと、40代にしかできないこと‥今しかできないことを考えてみる
- 60代になって海外に行くことは出来るかもしれない。しかし体力面、精神面で行動範囲も体験したいことも変わってくる。人生で一番若いのは今。今できる体験をする。
サクッと書きましたが、死を意識したとき人の行動は変わるのだと感じました。
私も今、全国、海外を色々周ろうと計画中です。あなたも本書を読んで、人生を考えるキッカケを作ってみてください。
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