昨日、食べたお菓子。
なぜ買いました?
この質問に「明確に」お答え出来る人は、ほとんどいないかもしれません。
なぜなら人は“感情で“モノを買うから
一時的な感情って、あまり覚えていないものです。
ただ‥その感情の裏には、購入してもらうための「販売側の戦略」があるってご存知でしたか?
- 最近、思うように売れない‥
- もっとサクサク売れる力を付けたい
- 売れない悩みをスッキリさせたい
そんな方に向けて、メルカリですぐ活用できるように、わかりやすく噛み砕いて「購入心理」について解説します。
本記事で知れること
- 人が購入するときの思考
- メルカリでの活用方法
- 誰に売るか?訴求の仕方
この記事を書いた人
メルカリ歴8年。毎週YouTubeで、9万人の登録者の方に向けてメルカリ講座を配信。「売れない」から「売れる」へ、をテーマに発信しています。
・自分が目標とする売上を達成させたい
・長く使える販売の知識を身につけたい
・周りと2倍、3倍と差をつけたい
そんな方には「最適」な情報です。
本記事を参考にしながら、メルカリ販売で実践してみてください。
※人が”買いたくなる”カラクリ
相手の「購入心理」を知るための良書があります。刷り込むように、何周も読みました。時間に余裕がある方はぜひ。
≫ 現代広告の心理技術101:本能に訴えろ
人が買うときに考えること【購入心理】
購入心理とは?
お客さんが買うときの気持ち。購入するときの感情の流れ。
では、お客さんは買うときに何を考えているのか?
答え:自分のメリット
- これ買ったらどうなるかな?
- 自分にどんなメリットがある?
- 生活がどれぐらい良くなる?
など、人は基本的に自分のメリットを考えてモノを購入します。
では、そんな買う側のメリットを知るにはどうしたらいいのか?
1番わかりやすいのは、自分が購入したときを思い出してみることです。
・最近買った服
・今年買ったもので1番高かったもの
・昨日買った本
「なんで買ったんだっけ?」と思い出してみてください‥とはいえ、なかなか難しいですよね?
購入したときを思い出す例
スーパーで「惣菜」を買うことにしたとしましょう。
さぁ、あなたはなぜ「惣菜」を買うのでしょうか?
・腹を満たしたい
・洗い物をしたくない
・料理する手間を省きたい
など、いろいろ想像しますよね?
購入前に人は、頭の中であれこれ「自分にメリットがあるかどうか」を考えています。
このことからわかる通り‥
人は購入前に自分のメリットを考え、買ったあとの未来を想像している。
- 空腹を満たす
- 時間短縮
- 作業量の軽減 etc..
逆を言うと、メリットや買ったあとの未来を想像できないものは「買わない」ということです。
そんなことから売る側の立場で考えると「メリット」や「買ったあとの未来」を想像させることが必須。ということがわかります。
これらを踏まえて次は
- メルカリ販売にどう活用するか?
- どんな情報を載せると想像を掻き立てることができるのか?
その辺りを具体的に解説していきますね。
スポンサーリンク
購入心理を知って、メルカリにどう活用する?
ここでは、購入心理を知った上で
- 販売者は何をしたらいいのか?
- 何をすればお客さんの想像を掻き立てることができるのか?
など、具体的なお話をします。
先ほどは「惣菜」の話をしましたが、これは食べ物に限ったお話ではありません。
- 服でも
- 調理器具
- アウトドア用品
- 化粧品
- 生活用品など
なにを売るにしても同じことが言えます。
例えば「服」。購入後の未来を手っ取り早く想像させるには何があれば一番いいと思いますか?
「着画」ですね。
- 自分が着ているイメージができる
- どんな服に合わせたらいいかわかる
など、買ったあと「自分がどんな姿になるか?」という未来を想像させることができます。
そんなことから「服」を売るなら「着画があると売れやすい」とわかります。
- スキレットなどの鉄鍋なら、キャンプでの料理シーンや家で調理してる写真
- 化粧品なら、ビフォーアフター
- プラモデルなら完成図を載せる
「これ買ったらこんな未来が待ってるよ」を写真で表現してあげることが大切です。
人は写真をみて瞬時に頭の中で、自分のメリットや自分の使っているシーン(未来)を想像しています。
これ使える!と思えば買いますし、使い道なさそう‥と思えば買わない。すごくシンプルな思考です
これらを踏まえたうえで大切なことがあります。
「誰に売るか?」ということ
誰に売るか?がわかれば、より明確にお客さんの想像を掻き立てることができます。それを次の3番で解説していきますね。
売れる写真の撮り方・画像の作り方は「売れる商品と同じような写真を撮るコツ」で解説しています。
誰に売るか?で訴求の仕方が劇的に変わる
訴求とは?
お客さんに買う気がおきるように訴えかけること
・メリットを伝える
・未来を想像させる
・それを写真で表現する
ここまではご理解いただけたと思います。
それらを「誰に伝えるか?」「誰に売るか?」これにより訴求の仕方は大きく変わってきますよ。
誰に売るか?で変わる訴求の例
ワンピースを売るにしても、
- スラッとシルエットがはっきりわかるワンピースを売る場合と
- 体型カバーワンピースを売るときでは
売り方(訴求の仕方)が変わりますよね?
⚫︎スラッとしたワンピースなら
デザイン性やシルエットをオススメするかもしれません
⚫︎逆に、体型カバーワンピースを売るなら
「ほら、体型カバーできるでしょ?」という着痩せしたような姿の写真が必要になります。
要は、誰に売るかを決めることで、より明確な訴求ができる。というお話
ですので、今考えるべきは「あなたが売るものを使うのはだれ?」です。
- どんな人が使う?
- 使ったらどうなる?
- どう良くなるの?
まずは自分の売るモノを「どんな人が買うといいのか?」ということを理解することが大切です。
ただ注意点あり
「だれに売る?」を絞りすぎはダメ。
メルカリでは「こんな使い方をする人が便利だよ」ぐらいの大きな枠の訴求がベスト。
あまりに売る相手を絞りすぎて「この服は30〜35歳の痩せ型の人だけに向けた商品です」
みたいにしてしまうと、売れずらくなる場合があるので要注意。
下記のように
・どんな人が使うと便利?
・どんな使い方がある?
・どんな組み合わせがいい?
・使ったあとどうなる?
など、メルカリではある程度、幅広い範囲に刺さるようにしておくほうがいいでしょう。
ただ、これだけは忘れないでほしい‥
お客さんは購入時に必ず想像している
- あなたがお金を出してモノを買う時
- お金を出してサービスを受ける時
「何を考えているか?」
「何を求めてお金を払ったのか?」
そこを思い出してみてください。
とはいえ、記憶を辿るのは難しいと思うので、そんなときは「書き出してみると」わかりやすいですよ。
例えば昨日、マーケティングの本を買ったとするなら
- 良いアイデアがあるかも
- メルカリに使える売り方はあるかな?
- もっと知識をつけて稼ぎたい
- 今より売れるヒントがあるかも
など、色々自分のメリットや未来を想像して購入しますよね。
これからの時代「売れる人と売れない人の差がドンドン開く」という記事もあるので、参考にしてみてください。
スポンサーリンク
まとめ:メルカリは「メリット」と「未来情報」をのせた出品に。
すべての「買う」には売るためのヒントが隠れています。
- お菓子のパッケージ
- キャッチコピー
- セールスコピー
- 雑誌の表紙
- 本の帯
- 街の看板
日常には、モノを売るヒントがたくさん隠れています。
それらを、ただ消費者として眺めるのではなく「売る側」になって考えてみることで、自分自信の売る力に繋がっていきますよ。
・いつも行くスーパー
・通っているカフェ
・よく買う服屋さん
あなたがよく買い物をする場所には売るためのヒントが盛り沢山です。
※爆売れを目指す方へ
購入心理を知るほど、過去の売り方が甘かったな‥‥いや、物足りなかったとに気付かされます。相手に行動させることができない広告はゴミだ!‥と教えてくれたのが、下記の書籍です。
≫ 【感想】怪しい本「現代広告の心理技術101」を読んだまとめ【お得に読む3つの選択肢】
関連記事
そんな世の中によくある「クーポン券」。
メルカリでは「クーポンコメント」という売り方があります。
自分からコメントをして売る方法です。
「今よりもっと売りたいぜ!」という方は合わせて参考にしてみてください。
消費者目線」を覚えると、売上・利益がグッと加速します。
売り方とセットで「